7月27日、河津町田中地区の宝「山岡鉄周」(別名:山岡鉄太郎)の直書の虫干しがありました。長さ約20m、幅2mの巨大な掛け軸、これを染めたものが、川津来宮神社、秋の例大祭に大幟として境内に立ちます。

この直書には次のようなことが書かれています。

『惟誠為至極』 惟ふに誠は至極たり(おもふに まことは しごくたり)

・常に誠の心をもって事に当たるなら、如何なる場合でも恐れるに足らず、天地に恥じることもない。

『惟中為至正』 惟ふに中は至正たり(おもふに ちゅうは しせいたり)

・公平なことが”中”であり、けがれ偏らない誠心誠意なる心こそ、これが至正(至誠)。心の動きが心の真中(正しさ)からよろけないことが大切。

 

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☆中央の指紋のような跡は、「山岡鉄周」の子供が、踏みつけた「わらじ」の跡だそうです。